日本中国考古学会 Japan Society For Chinese Archaeology 本文へジャンプ
 

 
大会・総会
※過去の大会・総会について掲載しています。最新の情報はTOPページをご参照ください。

2021年度大会プログラム

【日 程】2022年1 月8 日(土)
【主 催】日本中国考古学会
【場 所】Zoomを用いたオンライン発表
【プログラム】
2021 年1 月8 日(土)
9:45 開場(会議室を開設しますので、ご参加のうえ待機ください)
10:00~10:05 開会あいさつ
10:05~10:45 内田千種(九州大学人文科学府考古学研究室)
「土器からみた良渚文化の地域間関係の変遷」
10:45~11:25 譚永超(九州大学人文科学府考古学研究室)
「罍からみた長江中流域青銅器文化の開始」
11:25~12:05 松本圭太(九州大学大学院人文科学研究院)
「秦式剣とアキナケス:北方系短剣の分類再考」
(12:05~13:00 昼休憩 )
13:00~13:40 李寧(九州大学人文科学府考古学研究室)
「春秋戦国時代における長江中下流域の青銅矛の展開」
13:45~14:25 陳映玉(九州大学人文科学府考古学研究室)
「副葬土器からみた遼東漢墓の編年と地域性」
(14:25〜14:35 休憩)
14:35~15:15 八木春生(筑波大学)
「雲岡石窟第1、2 期諸窟における弟子像表現」
15:15~15:55 呂夢(金沢大学古代文明・文化資源学研究センター)
張慶捷(山西大学雲崗学研究院)
「瓦からみた雲崗石窟窟頂西区寺院の造営過程」
15:55~16:35 末森薫(国立民族学博物館)
「敦煌莫高窟唐前期窟の空間構想-千仏壁画の描写設計を中心として」
(16:35~16:45 休憩 )
16:45~17:25 丹羽崇史(奈良文化財研究所)
「平瓶の来た道」
17:25~18:05 新井崇之(日本学術振興会海外特別研究員)
「宋代における瓷器生産と税制」
18:05~18:10 閉会あいさつ
〈誌上発表〉
中川香(東村山市ふるさと歴史館)
「三星堆遺跡内にある月亮湾坑出土玉璋・T 字玉環・石璧の系譜を考える」
楊海東(駒澤大学大学院人文科学研究科)「東周時代における海岱地域の青銅鼎に対する再検討」
林 巧羚(香港教育大学 文化創意芸術学科 )「中国漢墓出土ガラス片の研究」
大平理紗(京都府立大学大学院博士後期課程)
「魏晋南北朝期における出行行列中の騎乗用装飾馬について」
陳斯雅(金沢大学人間社会環境研究科)「唐代都市遺跡出土した鉛釉陶の流通と消費に関する研究」
誌上発表について
・12 月末にお送りする予稿集をご覧いただき、質疑は予稿集に掲載された発表者の連絡先(メールアドレス等)へ直接ご質問ください。質問を大会事務局で取りまとめて発表者に問い合わせることはいたしませんので、ご注意ください。
・ご質問の受付期間を予稿集に記載させていただきます。受付期間を過ぎてからの発表者への質問はご遠慮ください。
2020年度大会プログラム

【日 程】2021 年1 月9 日(土)
【主 催】日本中国考古学会、駒澤大学
【場 所】Zoomを用いたオンライン発表
【プログラム】
10:40開場(実行委員会の方で会議室を開設しますので、ご参加のうえ待機ください)

11:00~11:10開会あいさつ

11:00~11:30張宇(九州大学人文科学府考古学研究室)

「鼎から見た新石器時代の山東地域における地域関係」

11:30~11:50久保田慎二(金沢大学)・宮田佳樹(東京大学)・松永篤知(金沢大学)・楚小龍(河南省非物質文化遺産保護中心)・楊樹剛(河南省文物考古研究院)

「土器使用痕分析からみた二里頭文化の深腹罐と竈」

11:50~12:10譚永超(九州大学人文科学府考古学研究室)

「西周時代における長江中流域の青銅甬鐘の展開」

12:10~12:30雷晋豪(香港教育大学)

「釋「」:兼論《穆天子傳》疑難字的釋讀方法」

(12:30~13:30昼休憩)

13:30~13:50李寧(九州大学人文科学府考古学研究室)

「中国長江中下流域における春秋戦国時代の青銅鏃の展開・変革過程」

13:50~14:10川村佳男(九州国立博物館)

「漢代銅盂小考-とくに吉祥の銘文と文様をめぐって-」

14:10~14:30林巧羚(香港教育大学)

「中国江蘇省徐州市獅子山漢楚王墓出土玉龍佩の研究」

(14:30~14:45休憩)

14:45~15:05八木春生(筑波大学)

「雲岡石窟第7・8窟主室に見る造営思想」

15:05~15:25末森薫(国立民族学博物館)

「天水麦積山石窟東崖面の造営年代の再考-建築遺構を手掛かりとして-」

15:25~15:45陳斯雅(金沢大学人間社会環境研究科・日本学術振興会特別研究員DC1)

「六世紀における北朝墓出土鉛釉陶器の研究-鄴城と晋陽を中心に-」

(15:45~16:00休憩)

16:00~16:20楊萌(九州大学人文科学府考古学研究室)

「唐墓副葬品配置の展開について」

16:20~16:40陳彦如(京都大学人間環境学研究科・日本学術振興会特別研究員DC1)

「中世日本出土天目碗の考古学的研究」

16:40~17:00新井崇之(学振特別研究員PD・筑波大学芸術系)

「明代の官窯瓷器に表された「気」の概念について」

17:00~17:05閉会あいさつ

※誌上発表について

・12月末にお送りする予稿集をご覧いただき、質疑は予稿集に掲載された発表者の連絡先(メールアドレス等)へ直接ご質問ください。質問を大会事務局で取りまとめて発表者に問い合わせることはいたしませんので、ご注意ください。

・ご質問の受付期間を予稿集に記載させていただきます。受付期間を過ぎてからの発表者への質問はご遠慮ください。

〈誌上発表〉

⚫ 松本圭太(九州大学大学院人文科学研究院)

「北方系刀子の形態変遷」

⚫ 坂川幸祐(京都大学大学院文学研究科)

「草原地帯東部における佩用鏡の様相」

⚫ 丹羽崇史(奈良文化財研究所)

「東アジアにおける「北方系」湾曲羽口の展開」

⚫ 齋藤龍一(大阪市立美術館)

「唐時代における石造仏教・道教像の地域性—黄河を挟む山西・芮城と陝西・潼関—」


2019年度大会プログラム

【日 程】2019 年11 月30 日(土)・12 月1日(日)
【場 所】愛媛大学総合情報メディアセンター メディアホール(城北キャンパス)
(〒790-8577 松山市文京町3番)
【共 催】愛媛大学アジア古代産業考古学研究センター
【プログラム】
●11 月30 日(土) 1日目 特集テーマ 古代中国の産業と考古学
12:00 開場
13:00 開会・挨拶
13:10 講 演:村上恭通(愛媛大学)
「長江流域と黄河流域-漢代以前の鉄技術比較-」
13:50 研究報告1:牛 英彬(重慶市文化遺産研究院)
「古代中国における淋土法製塩技術の発展と変遷」
14:50 休憩
15:00 研究報告2:劉 芳(四川大学)
「漢・唐代の武陵山地区における辰砂の考古学研究」
16:00 閉会・挨拶
16:05 ポスターセッション コアタイム(1回目)
16:45 総会

●12 月1日(日) 2日目 一般発表
08:55~09:00 進行挨拶・事務連絡
09:00~09:20 秦 小麗(復旦大学)・中村慎一(金沢大学)
「長江中流域における玉器の生産と流通」
09:20~09:40 中村慎一(金沢大学)
「良渚文化晩期という時代」
09:40~10:00 譚 永超(九州大学大学院)
「殷周時代における青銅鐃の展開」
10:00~10:20 休憩
10:20~10:40 李 寧(九州大学大学院)
「中国長江中下流域における春秋戦国時代の青銅武器に関する研究-銅剣を中心に-」
10:40~11:00 松本圭太(九州大学)
「前1 千年紀における北方系刀子の分類とその成分に関する予察」
11:00~11:20 大谷育恵(日本学術振興会・京都大学)
「漢代の中央工官製漆器銘文の検討-匈奴墓出土資料の検討から-」
11:20~12:40 昼食
ポスターセッションコアタイム(2回目)
12:40~13:00 八木春生(筑波大学)
「雲岡石窟第11 窟と第13 窟の造営過程について」
13:00~13:20 中村亜希子(奈良文化財研究所)
「渤海国上京城遺跡出土塼の復元研究」
13:20~13:40 呂 夢(金沢大学大学院)・龔 国強(中国社会科学院考古研究所)・李春林(同左)
「唐代蓮華文瓦当の型式学的研究-西明寺出土瓦当を中心に-」
14:00~14:20 楊 萌(九州大学大学院)
「唐墓出土の塔式罐について」
14:20~14:40 新井崇之(日本学術振興会・筑波大学)
「文字銘のある瓷器からみた唐宋期の貢納制度について」
14:40~15:00 柴田圭子((公財)愛媛県埋蔵文化財センター)
「琉球出土龍泉窯青瓷の諸相」
15:00~15:10 閉会・挨拶
●【ポスター発表】
ポスター発表会場:愛媛大学総合情報メディアセンター メディアホールホアイエ
1.原田 幹(愛知県教育委員会)、槙林啓介(愛媛大学)、小柳美樹(金沢大学)、田崎博之(愛媛大学)、中村慎一(金沢大学)
「復元破土器の実験とその使用痕」
2.宇田津徹朗(宮崎大学)、田崎博之(愛媛大学)、渡部展也(中部大学)
「良渚遺跡群におけるイネの生産量推定の試み」
3.久保田慎二(金沢大学)、宮田佳樹(東京大学)、小林正史(北陸学院大学)、劉 斌(浙江省文物考古研究所)、王 寧遠(同左)、陳 明輝(同左)、中村慎一(金沢大学)
「良渚遺跡群における煮沸土器の使い分け―卞家山・葡萄畈の分析を中心に―」
4.菊地大樹(総合研究大学院大学)、丸山真史(東海大学)、宋 姝(浙江省文物考古研究所)
「良渚文化の家畜利用戦略」
5.村上由美子(京都大学)
「東アジアにおける竪杵の成立と展開」
6.馬 赤嬰(愛媛大学大学院)
「二里頭遺跡出土磨製石斧の基礎的研究」
7.石川岳彦(東京大学)
「中国遼寧地域の漢代墳墓をめぐる諸問題―最新資料と20 世紀前半期発掘資料をもとに―」
8.佐川正敏(東北学院大学)、木山克彦(東海大学清水教養教育センター)、正司哲朗(奈良大学)、臼杵 勲(札幌学院大学)、笹田朋孝(愛媛大学)、L.イシツェレン(モンゴル科学アカデミー)
「モンゴル国ドルノド県シャルツ・オール1 遺跡の調査」
9.坂川幸祐(京都大学大学院)
「草原地帯東部における初期遊牧民の帯構造」
10.劉 軍淼(筑波大学大学院)
「北魏~北斉時代における定州地区から出土した造像の形式上の特徴および変化について-曲陽修徳寺出土菩薩像を中心として-」

日本中国考古学会2019年度総会・大会事務局  
槙林 啓介(愛媛大学)

2018年度大会プログラム

日 時: 2018年 11月3日(土)・4日(日)
会 場: 奈良県立橿原考古学研究所
     橿原市畝傍町1番地
●11月3日(土) 公開講演会・総会・懇親会
・公開講演会
12;00~ 受付
13:00~13:10 あいさつ・趣旨説明
13:10~14:40 基調講演「1980年代前半の中国考古学事情ー史跡をめぐる五万キロの旅ー」
前園実知雄(奈良県立芸術短期大学教授)
14:40~15:00 休憩(舞台設営)
15:00~16:00 座談会「当時の留学生と北京大学生が語り合う 1980年代前半の中国考古学事情」
前園実知雄(奈良県立芸術短期大学教授)・大貫静夫(東京大学名誉教授)・谷豊信(東京国立博物館)・蘇哲(金城大学教授)
コーディネーター:宮本一夫(九州大学教授) (予定)

●11月4日(日) 研究発表
09:00~ 受付
09:25~ 連絡事項
09:30~10:00 松永篤知(金沢大学資料館)
「中国先史時代の編物について」
10:00~10:30 齊藤希(橿原考古学研究所)
「新石器時代から商文化期にかけての調理具の法量変化と多様性について ―中国北方地域の資料を中心として―」
10:30~11:00 丹羽崇史(奈良文化財研究所)
「製作技術からみた九連墩墓地出土青銅器 ―青銅升鼎の分析を中心に―」
11:00~11:15 休憩
11:15~11:45 小田木治太郎(天理大学)曹建恩(内蒙古自治区文物考古研究所)廣川守(泉屋博古館)菊地大樹(中国社会科学院考古研究所)索秀芬(内蒙古自治区文物考古研究所)李少兵(内蒙古博物院)
「内蒙古涼城周辺の中国北方青銅器文化金属器」
11:45~12:15 戴玥(九州大学人文科学府)
「草原地帯東部における馬具の展開」
12:15~13:00 昼食
13:00~13:45 ポスターセッション
13:45~14:15 佐川正敏(東北学院大学)臼杵勲(札幌学院大学)柳本照男(大阪大学)
正司哲朗(奈良大学)
「匈奴の瓦塼生産と供給および秦漢との比較研究 ―モンゴル国ホスティン・ボラグ2・3遺跡を中心に―
14:15~14:45 江介也(近畿大学・佛教大学)
「六朝墓画像塼の地域性分析による墳墓観の研究 ―浙江地域を中心に―」
14:45~15:00 休憩
15:00~15:30 姚瑶(東南大学芸術学院)
「龍門石窟における武周期の造営活動に関する研究」
15:30~16:00 新井崇之(日本学術振興会特別研究員(PD)・筑波大学)
「明初期における官窯体制の変遷と御器廠の成立年代に関する考察」
16:00~ 閉会あいさつ
●ポスター発表
・上條信彦(弘前大学)孫国平(浙江省文物考古研究所)
「田螺山遺跡石器・木杵の使用痕・残存デンプン粒分析から見た食料資源利用」
・宇田津徹朗(宮崎大学)田崎博之(愛媛大学)劉斌・王寧遠・鄭雲飛(浙江省文物考古研究所)
「水田探査結果から推定される良渚遺跡群の水田立地モデル」
・久保田慎二(金沢大学)小林正史(北陸学院大学)宮田佳樹(金沢大学)北野博司(東北芸術工科大学)劉斌・王寧遠・陳明輝(浙江省文物考古研究所)中村慎一(金沢大学)「良渚文化の蒸し調理と土器の使い分けー良渚遺跡群美人地遺跡を例としてー」
・中川香(國學院大學大学院)
「三星堆遺跡内の「月亮湾坑」の性格について考える」
・新尺雅弘(京都大学大学院)
「戦国から秦漢への造瓦技術の展開―黒川古文化研究所所蔵品の観察を中心に」
・大平理紗(山西大学歴史文化学院)
「北朝儀仗俑の数量増加をめぐって(仮題)」

日本中国考古学会事務局   廣川守

 606-8431 京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24 泉屋博古館内

プログラム・アクセスなどの詳細はこちら(PDF)

2017年度大会プログラム

日 時: 2017年 12月2日(土)・3日(日)
会 場: 東京大学 本郷キャンパス 法文2号館 一番大教室

                  (東京都文京区本郷7-3-1)

内 容: シンポジウム、一般研究発表、ポスターセッション

今回の大会ではシンポジウム・一般研究発表・ポスターセッションを行います。シンポジウムはテーマを「史料と資料の相克」とし、中国考古学における諸問題を文献史料と考古資料の双方から眺めることによって、互いの研究方法の特質を浮き彫りにするとともに、その差異を乗り越えて新たな視点を提示するために、考古学・文献史学それぞれの専門家を交えて討論を行っていきます。

【シンポジウム趣旨】
 中国考古学における諸問題を考える上で、考古資料と文献史料の双方をいかにして対話させるかという問題は、避けて通れないものである。文献史料は、それらが編まれた時代の情報のみならず、それ以前の時代の歴史や文化、制度についても雄弁に物語ることもある。それに対し考古資料は、自らは何も語らない性質でありながら、考古学者の問いかけ次第では様々な情報を引き出すことのできる側面を見せる。これら双方の史料/資料から導かれる解釈は、時に調和的であり、時に鋭く対立するものともなり得る。本シンポジウムではこのような文献史料/考古資料の関係性を踏まえた上で、あえて考古学的観点に立脚した分析を行った場合に、文献的解釈とはどのような異なる結論を出すことができるのか、逆に文献研究的観点に立った際に、考古学的解釈にどのような問題点を見出すことができるのか、双方の立場から検討することで互いの方法論の特質を明らかにするとともに、その差異を乗り越えて新たな観点を提示することを目的とし、設定されたテーマごとに考古学・文献史学それぞれの専門家による発表、それに対するコメントという形で討論を行っていく。
プログラムはこちら(PDF)よりご覧ください。
会場などのスケジュールはこちら(PDF)よりご覧ください。

2016年度大会プログラム

 1.日程とプログラム
 2016年11月19日(土) 13:00~16:00 一般発表
             16:00~17:00 ポスターセッション
             17:00~17:45 総会
             18:00~20:00 懇親会
11月20日(日) 10:00~12:00 テーマ発表(1)
             12:00~13:00 昼食・ポスターセッション
             13:00~16:00 テーマ発表(2)・討論

2.会場 京都府立大学 稲森記念会館
  〒606-8522 京都市左京区下鴨半木町1-5
  京都市地下鉄 烏丸線 北山駅 1番出口より南へ600m

3.大会テーマと開催趣旨
【大会テーマ】(仮)
日本考古学の100年と中国考古学研究
―20世紀前半の調査資料にもとづく新たな研究視角―
【趣旨】 1916年に濱田耕作が日本最初の考古学講座を開設してから、今年で100年がたつ。日本における黎明期の考古学研究は、大陸考古学の調査研究と密接な関係をもちながら進展した。一方、戦後70年以上をへて、中国考古学の調査と研究は飛躍的に前進し、そうした資料状況をふまえて過去の日本人による調査資料を再検討する試みが各地でなされてきた。とりわけ東京大学や京都大学などに所在する資料を対象として、現在の学問水準と最新の技術にもとづいて出土遺物が再整理され、また貴重な写真・映像資料の保存・整理・公開が進められている。過去の調査資料を最新の学問水準や現代の関心にてらして再検討することで何が明らかになるのか――20世紀前半の調査資料を21世紀の考古学研究につなげることで、中国と日本の考古学にいかなる貢献ができるのかを考える機会としたい。

日本中国考古学会2016年度大会実行委員会事務局
〒606-8522 京都市左京区下鴨半木町1-5
京都府立大学文学部 向井研究室
E-mail : mukai(アット)kpu.ac.jp
プログラムが決まりました。こちら(PDF)よりご覧ください。

 

2015年度大会プログラム

開催日 2015年12月19日(土)20日(日)

会場 成城大学3号館 2階 321・322教室

12月19日(土)
12:00開場
13:00 開式
13:10 テーマ発表(〜17:05) 

考古学から見た鄴城

~隋唐時代への変革期という視点から~

 6世紀後半の東魏・北斉時代は南北朝時代から隋唐時代への過渡期とされ、考古学的にも都城、仏教造象、陶磁器などの各分野で隋唐時代につながる変革の時期として捉えられている。しかしこれらの変革は個別に論じられており、これまでそれらを総合して変革期としての東魏・北斉時代を論じることは行われてこなかった。

 今回のシンポジウムは、東魏・北斉時代の都城であった鄴城の発掘に長く携わってきた朱岩石氏による最新の知見とともに鄴城の全体像、また仏教学、歴史学の立場から変革期の鄴の位置づけを紹介していただいた上で、考古学的な知見を総合することで、隋唐時代への起点としての東魏・北斉時代像を描き出すことを目的とするものである。 

17:15 ポスターセッション(~18:05)
18:15 懇親会(~20:15)

12月20日(日)
9:00 開場

9:30 一般発表:午前の部(〜12:45)

12:00 昼食 (〜12:45)

12:45  総会(日本中国考古学会奨励賞授賞式)(〜13:30)

13:40 一般発表:午後の部(~16:55)

17:00 閉式

シンポジウム・発表プログラムはこちら(PDF)

2015年中国考古学論壇

日時:2015年3月28日・29日

場所:北京大学考古楼多功能厅(A101)

日本側発表

总论

1.飯島武次(驹泽大学名誉教授) “日本中国考古学会”创立的历史

商周考古

2.角道亮介(駒澤大学) 试论陕北地区商末周初的青铜器

3.田畑 润(日本中国考古学会会员) 论商周之际青铜器随葬行为与其展开

4.山本尭(東京大学大学院人文社会系研究科) 再论周代长江中游青铜兵器
5.石谷慎(京都大学大学院) 关于春秋战国时期蟠螭纹和羽状纹之间的关系―以中原地区和华中地区为中心

6.菊地大樹(京都大学人文科学研究所) 中国古代马的饲养和生产体制

边疆考古
7.齋藤希(九州大学大学院人文科学府博士後期課程)・徳留大輔(山口県立萩美術館・浦上記念館主任学芸員) 中国黄河流域中上游史前房址的研究―关于新石器时代中期到青铜器时代的地域间交流―

8.松本圭太(九州大学総合研究博物館) 公元前2千年纪欧亚草原地带与“北方系青铜器”
9.宫本一夫(九州大学大学院人文研究院) 从川藏石棺葬看北方青铜器与西南青铜器的关系

历史考古
10.佐川正敏(日本·东北学院大学)・今井晃树(日本·奈良文化财研究所),朱 岩石(中国社会科学院考古研究所)  中国南北朝以后各种瓦类的演变和技术改革与其对周边地区的影响

11.向井佑介(京都府立大学文学部) 魏晋南北朝時期工匠的考古学研究

12.森達也(愛知県陶磁美術館) 元明清外销瓷的窑口与输出港口的变迁

詳細はこちら

2014年度大会プログラム

開催日 2014年12月6日(土)・7日(日)

会場 広島大学大学院文学研究科2階大講義室(「リテラ」、B204講義室)

ポスターセッション:広島大学大学院文学研究科2階B253講義室

12月6日(土)

12:00開場

13:00~13:10開会式

一般研究発表(13:10~15:50)

16:00~17:00ポスターセッション

17:00~17:30総会

18:00~20:00懇親会:ラ・ボエーム(文学研究科南西のサタケ・メモリアルホール内)

12月7日(日)

テーマ発表「古代中国における鉄器研究の最前線」

 今年度のテーマ発表は、古代中国の鉄器研究、特に個別的な遺物研究、鋳造・鍛造技術、流通と消費といった諸点についての最新の研究成果を取りあげる。今回は、古代中国の鉄と東アジア世界の鉄に関する基調講演2本と、鉄器生産が本格化する春秋戦国期から漢代までを主な対象とした個別報告を4本設定し、考古学だけでなく我国のたたら研究などの成果をも参照し、広い視野から問題を考えていく。


発表内容はこちら(PDF)

過去に開催された大会一覧
大会・総会
 第1回(1987年度)  第2回(1987年度)  第3回(1988年度)  第4回(1989年度) 
 第5回(1990年度)  第6回(1991年度)   第7回(1992年度)  第8回(1993年度)
 第9回(1994年度)  第10回(1995年度)  第11回(1996年度)  第12回(1997年度)
 第13回(1998年度)   第14回(1999年度)  第15回(2000年度)  第16回(2001年度)
 第17回(2002年度)  第18回(2003年度)  第19回(2004年度)  第20回(2005年度)
 第21回(2006年度)   第22回(2007年度)  第23回(2008年度)  第24回(2009年度)
 第25回(2010年度)   第26回(2011年度)  第27回(2012年度)【九州国立博物館】   第28回(2013年度)【駒澤大学】
第29回(2014年度)【広島大学】   第30回(2015年度)【成城大学】  第31回(2016年度)【京都府立大学】  第32回(2017年度)【東京大学】 
 第33回(2018年度)【奈良県立橿原考古研究所】  第34回(2019年度)【愛媛大学】  第35回(2020年度)
【駒澤大学】
 第36回(2021年度)
 【成城大学】
 第37回(2022年度)  第38回(2023年度)  第39回(2024年度)  第40回(2025年度)



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